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あれこれ好奇心(星新一)

2015/11/01 (日) | カテゴリ:本

星新一著『あれこれ好奇心』
ショートショート千編達成記念の休筆期間。しかし好奇心は高まるばかりで思考は止まらない。

あれこれ好奇心 内容紹介(裏表紙より)

ショートショート千篇記念に休筆なるものをやった著者は、視野にひろがってしまった。
スパイが実は平和の戦士であり、カカシはキリスト教徒と関係があり、ヒトラーによる東条英機暗殺計画の話を思いつき、忠臣蔵の浅野内匠頭の凶行の原因のなぞに挑む。
ショートショートの形をとった無類のエッセイの数々。〈ホシ式〉発想をネタに、いっしょに「休筆」を楽しんでみませんか。

レビュー

ついにショートショート千編を達成した星新一。
一休みということで、しばらく休筆した。
その間の昭和59(1984)年から60(1985)年に、好奇心のおもくむままに描いたエッセイをまとめた作品。

収録されているエッセイは大まかに4つに分類。
  1. さまざまに考えついたことなどを語る『あこれれの記』
  2. 興味のあることについて空想・考察した『好奇心ルーム』
  3. ショートショート形式の空想エッセイ『虚々実々ガーデン』
  4. 海外旅行記『海外の旅』
未知なものについて色々と考えるのが楽しいという星新一。
その考察と想像が多くを占めているので、少々理屈っぽく、話が飛躍しすぎるように感じられるのもの。
しかし、創作過程における取捨選択や推敲を見ているようで、非常に興味深い思考のヒントがたくさんあった。

印象に残ったのをいくつか紹介。

【都々逸にはじまり―ぼやけの文化(あこれれの記)】
芭蕉の句に好奇心が高まった星新一。
「古池や蛙飛び込む水の音」のどこか秀作なのか、外国人には理解できるのか、この句の解説はどれも歯切れが悪いなど、芭蕉について調べ始めたら止まらない星新一に驚かされた。

【一ドル紙幣―ハワイ・その1(あこれれの記)】
一ドル紙幣を眺めていて、奇妙な絵に気がついた星新一。
悪趣味との印象を述べたその絵は、、某TV番組で有名?となった、ピラミッド上部に目があるフリーメイソンの象徴的図柄「プロヴィデンスの目」だった。

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