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サウスバウンド(奥田英朗)

2015/02/02 (月) | カテゴリ:本

奥田英朗著『サウスバウンド』
事なかれ主義などクソ食らえ!自分の信念を貫き通す上原一郎がカッコイイ。

サウスバウンド(裏表紙より)

【上巻】
小学校6年生になった長男の僕の名前は次郎。父の名前は一郎。誰が聞いても変わっているという。父が会社員だったことはない。物心ついた頃からたいてい家にいる。父親とはそういうものだと思っていたら、小学生になって級友ができ、よその家はそうではないことを知った。父は昔、過激派とかいうのだったらしく、今でも騒動ばかり起こして、僕たち家族を困らせるのだが……。

【下巻】
元過激派の父は、どうやら国が嫌いらしい。税金など払わない、無理して学校に行く必要なんかないとかよく言っている。そんな父の考えなのか、僕たち家族は東京の家を捨てて、南の島に移住することになってしまった。行き着いた先は沖縄の西表島。案の定、父はここでも大騒動を引き起こして……。

レビュー

元過激派の父・上原一郎は、言うこととやることはむちゃくちゃだけど、実は筋が通っている。
周りが騒ぐのは、事なかれ主義で、なあなあで済ましている世間なのだ。
物語が始まってすぐ、一郎が国民年金督促の役人を強引な論理で論破する場面で、なんだか面白くなりそうだと好奇心はとんでもなく溢れてくる。
そんな元過激派の父・上原一郎を楽しむ作品。

でも名の通った闘士だけあって、どこにいっても彼の名を利用としようと近づく輩ばかり。
そんなとき彼ならどうするか。
あくまでも自分の信念を貫き通す、上原一郎がカッコイイ。

内容は重くなりがちなものの、豪快で骨太な父の言動がハチャメチャな雰囲気を作り、随所に盛り込まれたユーモアが全体に明るい印象を漂わせている。

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