忍者ブログ

あれこれきまぐれレビュー

アウトドア&フィッシング ナチュラム
Home > > 半九郎闇日記(角田喜久雄)

半九郎闇日記(角田喜久雄)

2015/09/10 (木) | カテゴリ:本

角田喜久雄著『半九郎闇日記』
謎が謎を呼ぶ複雑に絡み合った緊迫の展開に目が離せない。ハラハラドキドキしっぱなしの伝奇小説。

半九郎闇日記(裏表紙より)

【上巻】
元禄の討ち入りから十四年。既に世にいないはずの赤穂浪士が江戸に出没、かつて浅野家に仕えていた女たちが次々と殺される。その悪行を偶然眼にした駿河屋の娘・お京がさらわれ、大石内蔵助を名乗る男とその一党から届いた脅迫状には、身柄と交換に『将監闇日記』を渡せという要求が。だが誰も、その『闇日記』なるしろものに覚えがなかった。
さらに、浦島太郎を探しに「竜宮」からやって来たという“御兎姫(おとひめ)”一行も現れて……。
複雑に入り組んだ謎を解くべく、八丁堀同心・水木半九郎が立ち上がる! 多くの者が必死に探す『将監闇日記』とは? 北上次郎選第三弾。

【下巻】
『将監闇日記』の謎が解けぬうち、今度は半九郎の妻・お柳が行方不明に。どうやら、蔵前の札差し・松前屋本蔵が関わっているらしい。本蔵はかつて「お役者小僧」の異名をとった、大盗賊であった。
その本蔵の手引きを受けて、半九郎はお柳を救い出すべく悪の巣窟・幽冥庵に忍び込む。お柳を誘拐しておきながら、その幽閉先を教える本蔵の狙いは何なのか? そして『将監闇日記』とは、「竜宮」とは?
浅野内匠頭、大石内蔵助らを名乗る悪党たちや、御兎姫(おとひめ)一行までが絡むなか、いよいよすべての謎が明らかに!
半九郎シリーズ第二弾にして、戦後時代伝奇小説の傑作。

レビュー

北上次郎選『昭和エンターテインメント叢書』第三弾。

討ち入りから十四年後に現れた赤穂浪士。
浦島太郎を探して竜宮から来たという御兎姫(おとひめ)一党。
八丁堀同心・水木半九郎。
謎の書物『将監闇日記』を巡り、三つ巴の戦いが始まる。

この作品の魅力は、次から次へと現れる謎。
まさに謎が謎を呼び複雑に絡み合うといった展開で、かたときも休ませてくれない。
さらに謎の書物『将監闇日記』を求めて、先手を奪い合う三つ巴の闘いによる緊迫感が魅力的。
期待していた結末とは少々違う決着となったがハラハラドキドキしっぱなしで楽しめた作品だった。

北上次郎選『昭和エンターテインメント叢書』

  1. ごろつき船(大佛次郎)
  2. 大番(獅子文六)
  3. 半九郎闇日記(角田喜久雄)
  4. 昭和水滸伝(藤原審爾)
  5. 捜神鬼(西村寿行)

Comments

※本サイトと関連のない内容のサイトのURLが入力され、宣伝行為と判断した場合、コメントを削除することがあります。
名前
サイト(任意)
※コメント欄には、このブログのタイトル(ひらがな)を含めて入力してください。それがコメント承認ワードになっています。

格安スマホのUQモバイル。
ぴったりプランなら無料通話もコミコミ。
月額1,980円(1年間)。

ブログ内検索

最新記事

プロフィール

プロフィール画像:よそすけ

ブログランキング

  • blogramで人気ブログを分析
  • にほんブログ村 本ブログへ
  • にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
  • にほんブログ村 グルメブログへ
  • にほんブログ村 PC家電ブログへ
  • にほんブログ村 PC家電ブログ パソコン・周辺機器へ

アクセス解析

PR
忍者ブログ [PR]