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忍びの風(池波正太郎)

2015/01/13 (火) | カテゴリ:本

池波正太郎著『忍びの風』
信長の命を狙う情熱と忍び働きの空しさ。女忍び・於蝶が活躍する「蝶の戦記」の続編。

忍びの風(裏表紙より)

【忍びの風(一)】
「半どのに、会いとうて、ここへ来た…」はじめての女の体を教えてくれた於蝶と再会した半四郎。二人の忍びの交わりは戦場に熱く燃える。が、ただ独り信長の首を付け狙う於蝶との愛撫は、立場の違う半四郎の運命を変えてゆく。信長の小谷城攻めのさなか、決死の忍び働きに出た二人はかつての味方に包囲され散り散りになるが……。

【忍びの風(二)】
於蝶とともに、織田信長の本陣を襲ったあの夜……。半四郎は彼女と別れ別れになり、織田方の忍者に発見されて、必死に闘った。あやうく命拾いをして、姉川合戦の五年後、鈍牛・鳥居強右衛門に再会する。いま、長篠の戦いが始まろうとしている。ともに熱い体をたしかめあった於蝶にいつか会えるだろうか。

【忍びの風(三)】
天正10年の年が明けた。凄まじいばかりの波乱転変となったこの年を、だれが予想し得たろうか。信長の首を狙う女忍び於蝶は、信長の長男・信忠の寝所に忍び入った。寝首をかくつもりが、彼の顔を見た瞬間、於蝶の呼吸が乱れ、汗と女のあぶらが一度に匂いたった。「信忠とはこのように美しい……」於蝶も女であった。

レビュー

時代は、徳川軍・小笠原長忠隊が姉川の合戦目前から、秀吉と家康が天下を争う情況になるまで。

戦国時代末期になってくると忍びの働き方も変わってきた。
一人の大名に使えるのではなく、天下を握る大名を見極め、新しい時代に向けて忍びの生き残りをかける。
激しく移り変わる時代とともに忍びたちの心境も大きく変化していく。

忍者も生き残りが大変なのだ。
戦いに空しさを感じたり、武士になりたいと願うものもいたり、忍者も人間なのだということが強烈に伝わってくる。
長篠城にまつわる鳥居強右衛門(とりいすねえもん)のエピソードがしっかり描かれているのもいい。

蝶の戦記』に続き、甲賀忍びお蝶が登場する物語。

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