忍者ブログ

あれこれきまぐれレビュー

アウトドア&フィッシング ナチュラム
Home > > 忍者丹波大介(池波正太郎)

忍者丹波大介(池波正太郎)

2015/07/27 (月) | カテゴリ:本

池波正太郎著『忍者丹波大介』
己の信念に従ってはたらく忍びたちが熱い。

忍者丹波大介(裏表紙より)

豊臣秀吉歿後、諸国大名の勢力は二つに分かれ、関ヶ原の合戦で徳川方が勝利をおさめる。激変する時代の波のなかで、信義をモットーにしていた甲賀忍者のありかたも変質していく。丹波大介は甲賀の立場をすて一匹狼となり、自分が信ずるものにだけ従い、黒い刃風をくぐって活躍する。さまざまな武将の去就と歴史の裏側で暗躍する忍びの者の裸形を痛快に描く長編時代小説。

レビュー

甲賀忍び丹波大介を主人公とした物語。
時代背景は、秀吉が没し、天下が再び騒然となり始めるところから。

真田幸村に命を救われた丹波大介は、真田幸村、島左近を討てと命じた甲賀を裏切った。
それから裏切り者として甲賀に狙われ、かつての敵だった伊賀からも狙われることになる。
そのような状況にあるにも関わらず、幸村のために、己の信念のためにはたらく丹波大介はカッコイイ。

忍びといえば、己の信念を持たず、主の命にだけ忠実で冷徹な印象があるが、それだけに信義に厚く、人間くさい忍びが魅力的だった。

なお、同じ時代背景の忍びを描いた作品に、 がある。

この3作品は女忍び於蝶シリーズといってもいい作品で、話もつながっている。
また、『火の国の城』には、本作品の主人公丹波大介も登場。
『火の国の城』は、丹波大介が年老いた伝説の女忍びお蝶とともに、豊臣家安泰に粉骨砕身する加藤清正のために、はたらく物語だ。

時代の流れに沿って読む場合、
  1. 蝶の戦記
  2. 忍びの風
  3. 忍者丹波大介
  4. 火の国の城
の順番で読むのがいい。

これらの忍びシリーズは、まさに手に汗握る、息をするのも忘れるほどに緊迫した忍びたちの闘いが見事で、池波正太郎の歴史物では真田太平記と並ぶほどの作品だと思う。

Comments

※本サイトと関連のない内容のサイトのURLが入力され、宣伝行為と判断した場合、コメントを削除することがあります。
名前
サイト(任意)
※コメント欄には、このブログのタイトル(ひらがな)を含めて入力してください。それがコメント承認ワードになっています。

格安スマホのUQモバイル。
ぴったりプランなら無料通話もコミコミ。
月額1,980円(1年間)。

ブログ内検索

最新記事

プロフィール

プロフィール画像:よそすけ

ブログランキング

  • blogramで人気ブログを分析
  • にほんブログ村 本ブログへ
  • にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
  • にほんブログ村 グルメブログへ
  • にほんブログ村 PC家電ブログへ
  • にほんブログ村 PC家電ブログ パソコン・周辺機器へ

アクセス解析

PR
忍者ブログ [PR]