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損料屋喜八郎始末控え(山本一力)

2015/09/21 (月) | カテゴリ:本

山本一力著『損料屋喜八郎始末控え』
損料屋喜八郎が驕りたかぶる札差たちに始末を付けていく時代小説。

損料屋喜八郎始末控え(裏表紙より)

上司の不始末の責めを負って同心の職を辞し、刀を捨てた喜八郎。庶民相手に鍋釜や小銭を貸す損料屋に身をやつし、与力の秋山や深川のいなせな仲間たちと力を合わせ、巨利を貪る札差したちと渡り合う。田沼バブルのはじけた江戸で繰り広げられる息詰まる頭脳戦。 時代小説に新風を吹き込んだデビュー作。

レビュー

「損料屋喜八郎始末控え」シリーズ第一弾。

驕りたかぶった札差たちが米屋との間に騒動を起こした。
損料屋の喜八郎は、札差しと渡り合い始末を付けていく。
損料屋とは生活用具(蚊帳、炬燵、鍋、釜、布団など)の賃貸業のこと。

恩や縁でつながった市井の者たちが、情報収集組織となって喜八郎を助ける設定が面白い。
しかし、なぜ生活用具の賃貸業者の男が、金にものを言わせて権勢を振るう札差と闘うのか。

じつは、損料屋は仮の姿。
喜八郎は、恩のある米屋の先代から、商売に不向きな二代目を影ながら支えてくれと頼まれていた。
それが喜八郎の本当の役目であり、損料屋は米屋の先代から用意された表向きの顔。

作中では、損料屋を営んでいる場面は描かれていないため、二代目米屋を支えつつ、札差連中の起こす騒動に始末を付けていく姿が中心に描かれている。
そのため、損料屋というキャラクターがぼやけてしまい、ただたんに札差しを懲らしめる存在でしかなくなってしまっているように感じた。

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