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旅路(池波正太郎)

2015/01/20 (火) | カテゴリ:本

池波正太郎著『旅路』
運命に翻弄される三千代の不運と、三千代に運命を翻弄される男達の悲劇。

旅路(裏表紙より)

【上巻】
その夜、その時刻、三千代は寝間で蚊帳を吊っていた。間もなく帰宅するであろう夫と、この蚊帳の中ですごすひとときを思いやり、白い頸すじに血の色をのぼらせていた。幸せな彼女を襲った一瞬ののちの異変は……武家社会の掟にそむき、夫の仇討ちに執念を燃やす十九歳の若妻の激しくも妖しい“女のさが”を描く異色の時代長編。

【下巻】
夫を殺した近藤虎次郎を“討つ”と心に決めて彦根を出奔した三千代。それから三年。いま三千代は剣客・加藤平十郎と一つ臥床にいる。平十郎は近藤を討たねばならぬと決意を固めているが、三千代はもはや、なき夫への思慕も、近藤に対する怒りや怨恨までも、日に日に薄らぎつつあった……封建の世にひとり生き抜く女の強さ。

レビュー

最愛の夫・三浦芳之助を斬殺された妻・三千代は、夫を斬った虎次郎を追って、三浦家の若党とともに藩を出奔した。
若く美しい三千代は男たちに運命を翻弄され、そして男たちも三千代に運命に翻弄されていく。

虎次郎憎しという思いが強いものの、精神的に弱く、状況に流される三千代がみどころ。
本人にはその気がなくとも、彼女の強い思いと精神的な弱さに、男達はたちどころに惹きつけられてしまう。
そして、彼女に同情し、仇討ちに力を貸した男たちが悲劇に見舞われてしまう様は可哀想なほど。
まるで魔性の女である。

そんな三千代が、長い旅路の果てに三千代が掴んだものとはなんだったのか。
色々見方があるので、何度読んでも面白いかもしれない。

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