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麦屋町昼下がり(藤沢周平)

2015/10/02 (金) | カテゴリ:本

藤沢周平著『麦屋町昼下がり』
災難を乗り越えた安堵感とともにやってくる心地よい幸福感が魅力の武家もの短編集。

麦屋町昼下がり(裏表紙より)

不伝流の俊才剣士・片桐敬助は、藩中随一とうたわれる剣の使い手・弓削新次郎と、奇しき宿命の糸に結ばれ対峙する。男の闘いの一部始終を緊密な構成、乾いた抒情で鮮明に描き出す表題秀作の他、円熟期をむかえたこの作家の名品を三篇。時代小説の芳醇・多彩な味わいはこれに尽きる。と評された話題の本!

レビュー

災難を乗り越えた安堵感とともにやってくる心地よい幸福感が魅力の武家もの4編の短編集。
瀬戸朝香と酒井美紀主演のTVドラマ「花のほこり」の原作【榎屋敷宵の春月】を収録。

なかでも表題作【麦屋町昼下がり】が気に入っている。
片桐敬助は上司から縁談話を受けた帰り、抜身刀の男と逃げる女に遭遇した。
敬助は女を庇い、いきなり斬りかかってきた男を斬った。
その男は奇行で知られる天才剣士・弓削新次郎の父で、庇った女は新次郎の妻女だった。

敬助は弓削新次郎に一度も勝ったことがない。
その弓削との対決が刻々と迫ってくる。
しかも誰も敬助を助ける者はなく、酒に溺れ落ちぶれた剣士・大塚七十郎を頼るしかない絶望感。
そんな緊張感漂う展開の中で、破談になりながらも見え隠れする縁談相手の娘の姿に暖かさを感じた。
本書中、一番心地よい作品だった。

収録作品

麦屋町昼下がり、三ノ丸広場下城どき、山姥橋夜五ツ、榎屋敷宵の春月

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