あれこれきまぐれレビュー

効能・効果が、【結膜炎、ものもらい、眼瞼炎（まぶたのただれ）、目のかゆみ】の目薬ですが、花粉症の目のかゆみにも効果があります。
差した途端かゆみが無くなるというほどではありませんが、気がつくと目のかゆみが消えているといった印象です。

普段使っている『ロート ビタ40α』は、花粉症などのアレルギー性の目のかゆみには、ちょっと効いているかなという程度でしたが、『サンテ抗菌新目薬』を差してみると、かゆみに対する効果が確認できました。


第２類医薬品です。

【第２類医薬品】
副作用、相互作用などの項目で安全性上、注意を要するもの。またこの中で、特に注意を要するものを指定第２類医薬品とする。

【第３類医薬品】副作用、相互作用などの項目で安全性上、多少注意を要するもの。

そもそも、『サンテ抗菌新目薬』を買ったのは、眼科で貰った目薬が高かったからです。
花粉症の季節でもないのに目がかゆくなり、『ロート ビタ40α』を差してみたものの、かゆみは我慢できないほど激しくなる一方。
花粉症の季節でも我慢できる程度のかゆみなので、このかゆみはアレルギー性以外に違いないと眼科へ行くものの、あっさりとアレルギー性結膜炎と診断されました。

処方されたのは『パタノール点眼液 5ml』で、使用方法の通り1日4回点眼すると1週間ほどでなくなります。
この点眼液を差してもなかなか目のかゆみは収まらず、点眼液が終わる頃に、ようやく目のかゆみが収まってきました。
目のかゆみの程度からすると、もう一度、点眼液を処方して貰いたいところですが、点眼液だけで560円。
かなり効果の高い薬なのですが、一週間でなくなってしまうので、価格を考えると二の足を踏んでしまいます。

そこで、口コミで効果の高そうな『サンテ抗菌新目薬』を買ってみました。
パタノール点眼液よりかゆみへの効果は落ちると思いますが、この目薬を差したお陰で、その後かゆみは消えていきました。
始めに目のかゆみが起きたとき、この目薬を差していれば、眼科へ行かなくて済んだかも知れません。

花粉が飛び始めた最近では、外出後に目がかゆくなったときに、『サンテ抗菌新目薬』を差すと、いつのまにかかゆみが消えていますので、花粉症の目のかゆみにも効果ありです。


ヒプロメロースという粘稠化剤が、目の中の滞留時間を長くして、薬効成分の効果を高めているようです。

【サンテ抗菌新目薬 成分】
スルファメトキサゾール 4.0％：結膜炎やものもらいの原因菌に抗菌作用を示します。
クロルフェニラミンマレイン酸塩 0.03％：ヒスタミンの働きを抑え、目の充血・かゆみなどを抑えます。
グリルチン酸ニカリウム 0.25％：目の炎症を抑えます。
タウリン 0.5％：目の組織代謝を活発にします。

【ロート ビタ40α 成分】
酢酸d-α-トコフェロール（天然型ビタミンE） 0.05％：血行促進作用。
ビタミンB6 0.1％：新陳代謝促進作用。
コンドロイチン硫酸エステルナトリウム 0.1％：涙液成分補給。
L-アスパラギン酸カリウム 1％：目の細胞呼吸を活性化。
ネオスチグミンメチル硫酸塩 0.005％：目の調節神経に作用し、目の疲れに効果をあらわします。
クロルフェニラミンマレイン酸塩 0.03％：抗ヒスタミン作用で、充血やかゆみを改善。

成分を見てみると、意外にも、目のかゆみに効果がある「クロルフェニラミンマレイン酸塩」は同じ配合量でした。
しかし効果は確実に違うことは体験済みです。
ということは、『サンテ抗菌新目薬』に配合されている、目の炎症を抑える「グリルチン酸ニカリウム」と、目への滞留時間を長くするヒプロメロースが効いているのかも知れません。