忍者ブログ

あれこれきまぐれレビュー

アウトドア&フィッシング ナチュラム
Home > カテゴリー別記事 > 本

文章読本(三島由紀夫)

2017/03/28 (火) | カテゴリ:本

三島由紀夫著『文章読本』を読んだ。
レクトゥール(普通読者)からリズール(精読者)への道しるべ

文章読本 内容紹介(裏表紙より)

文章はさまざまな進歩をし、変化をし、それぞれの個性にしたがって最上のものが作られて行くので、この「文章読本」の目的も、ある一つの型の文体を最高のものとして、ドグマティックに文体の階級制度を作ろうというのではありません。私はなるたけ自分の好みや偏見を去って、あらゆる様式の文章の面白さを認め、あらゆる様式の文章の美しさに敏感でありたいと思います。
――本文より――

仏壇におはぎ(武田花)

2017/02/21 (火) | カテゴリ:本

武田 花著『仏壇におはぎ』を読んだ。
まるで猫のように自分の時間の流れを持っている。

仏壇におはぎ 内容紹介(裏表紙より)

お供え物でいっぱいの仏壇に手を合わせる。父母との思い出、写真を撮るためにふらりと出かけた旅先の情景……。泣きたくなるような、微笑みたくなるような、こころの風景をやさしく綴ったフォト・エッセイ。

ゼロの焦点(松本清張)

2017/02/19 (日) | カテゴリ:本

松本清張著『ゼロの焦点』を読んだ。
なぜ夫と打ち解けていない妻が夫の失踪を追うのか。

ゼロの焦点 内容紹介(裏表紙より)

前任地での仕事の引継ぎに行って来るといったまま新婚一週間で失踪した夫、鵜原憲一のゆくえを求めて北陸の灰色の空の下を尋ね歩く禎子。ようやく手がかりを掴んだ時、“自殺"として処理されていた夫の姓は曾根であった! 夫の陰の生活がわかるにつれ関係者がつぎつぎに殺されてゆく。戦争直後の混乱が尾を引いて生じた悲劇を描いて、名作『点と線』と並び称される著者の代表作。

のんのんばあとオレ(水木しげる)

2017/02/16 (木) | カテゴリ:本

水木しげる作『のんのんばあとオレ』を読んだ。
つらいときに慰めてくれる人が近くにいることのしあわせ。

のんのんばあとオレ 内容紹介(裏表紙より)

昭和の初期、著者が生まれ育った鳥取県境港ののどかな生活の中で繰り広げられる様々な事件の数々……。そして、妖怪に魅せられるきっかけとなった“のんのんばあ”を通して描かれる著者の、原体験ともいえる少年時代のあまくせつない思い出と摩訶不思議な世界――。1992年、同名のNHKドラマにて文化庁芸術作品賞に輝いた自伝オリジナルコミック。

ユーラシア横断1万5000キロ―練馬ナンバーで目指した西の果て(金子 浩久)

2017/02/08 (水) | カテゴリ:本

金子 浩久著『ユーラシア横断1万5000キロ―練馬ナンバーで目指した西の果て』を読んだ。

レビュー

2003年7月30日から9月4日にかけてロシアを横断し、ポルトガルのロカ岬まで車で走破した旅の記録。
この旅に同行したのは、カメラマンの田丸氏とロシア人通訳の二人。
旅の車は中古のカルディナ1.8L CZ(7年6.2万Km)。


きまぐれ博物誌(星新一)

2017/01/23 (月) | カテゴリ:本

星新一著『きまぐれ博物誌』を読んだ。
さまざまなことをあれこれ語るきまぐれエッセイ集。

きまぐれ博物誌 内容紹介(裏表紙より)

【きまぐれ博物誌】
ばか話をきらって“常識”のなかで妙に深刻ぶり、笑顔を見せない国民性。趣味のアメリカの一駒漫画収集のこぼれ話。コンピューター時代の管理社会のおかしなおかしな矛盾。はては、週刊誌の電話アンケートに応じて、首相のボディーガードやら心臓移植手術をやってみたいと提案する。ちょっとアマノジャクな著者が、SF的発想と鋭い観察眼を通して書きつづった好エッセイ集。

【きまぐれ博物誌・続】
現金不要のクレジットカード万能時代になった時の強盗の手口は? 官庁やレストラン、どこへ行っても無表情な世の中に笑いの技術習得を義務化して、笑いの感覚のないものは社会から脱落していくことを提案。景気のいいバラ色の未来論にちょっぴり水をさしたり、日常生活の深部に分け入り、見過ごされてきた問題や現象、身辺雑記、“夢のまた夢”のSF的世界をユニークな発想で活写した傑作エッセイ集。

メモリークエスト(高野秀行)

2016/12/14 (水) | カテゴリ:本

高野秀行著『メモリークエスト』を読んだ。
未知好きの著者がとうとう他人の記憶にまで手を出した。困難で滑稽で意外な顛末の記憶探索プロジェクト。

メモリークエスト 内容紹介(裏表紙より)

ふとした瞬間に思い出す「あいつ、どうしてるかな?」という誰かや、「あれはなんだったんだろう?」という何か。そんな記憶を募集して、地球規模で探しに行くという酔狂極まりないプロジェクト「メモリークエスト」。意気揚々と旅立った著者だが、見通しが立たなさすぎていきなりなり茫然。どうなる? 笑いと感動で読む者を圧倒する、伝説の大追跡記。

暗殺の年輪(藤沢周平)

2016/11/09 (水) | カテゴリ:本

藤沢周平著『暗殺の年輪』を読んだ。
暗くも快く心を撫でる完成度の高い初期の作品集。

暗殺の年輪 内容紹介(裏表紙より)

藩の権力争いの蔭で苛酷な宿命に翻弄される下級武士……武家の非常な掟の世界を端正な文体と緻密な構成で描き、直木賞を受賞した表題作。ほかに、暗澹たる人生を歩み続ける男たちの生きざまに深い共感をこめた「黒い縄」「ただ一撃」など四篇を収める。本格時代小説のみがもつ味わいと風格を感じさせる傑作集。

踊る陰陽師(岩井三四二)

2016/09/28 (水) | カテゴリ:本

岩井三四二著『踊る陰陽師』を読んだ。
室町末期の悩める職業人と物語に溢れる生々しい声。

踊る陰陽師 内容紹介(裏表紙より)

権中納言ながら物好きの貧乏公家・山科言継卿とその家来で世話好き女好きの大沢掃部助は、庶民の様々な揉め事に、もうけ話の匂いを嗅ぎつけ首を突っ込むが、事態はさらにややこしいことに。鉄砲の登場や蹴鞠など混乱する室町末期の今日の世相を描き、笑いとペーソスの融合した著者真骨頂のユーモア時代小説。

闇の穴(藤沢周平)

2016/09/22 (木) | カテゴリ:本

藤沢周平著『闇の穴』を読んだ。
闇の穴に落ちた者たちの顛末。

闇の穴 内容紹介(裏表紙より)

わたしを棄てた男が帰ってきた。大江戸の裏店でそっとともした灯を吹き消すような暗い顔。すさんだ瞳が、からんだ糸をひくように、わたしの心を闇の穴へとひきずりこむ――。ゆらめく女の心を円熟な筆に捉えた表題作。ほかに、殺人現場を目撃したため、恐怖心から失語症にかかってしまった子供を抱えて働く寡婦の薄幸な生を描く「閉ざされた口」など、時代小説短編の絶品七編を収める。

加門七海、福澤徹三、東雅夫編(てのひら怪談 辛卯―ポプラ文庫 ビーケーワン怪談大賞傑作選)

2016/09/14 (水) | カテゴリ:本

加門七海、福澤徹三、東雅夫編『てのひら怪談 辛卯―ポプラ文庫 ビーケーワン怪談大賞傑作選』を読んだ。
見知らぬ者たちの集う百物語。

てのひら怪談 辛卯―ポプラ文庫 ビーケーワン怪談大賞傑作選 内容紹介(裏表紙より)

古今未曾有の災厄が日本列島を震撼させた今年、慰霊と鎮魂の切なる思いをこめて、私たちは本書を送り出します。喪われた日々を哀惜し、その記憶を語り繋いでゆくことこそが、怪談本来の役割であると信ずるからです(本書「はじめに」より)。800字の怪談シリーズ。

風流太平記(山本周五郎)

2016/08/31 (水) | カテゴリ:本

山本周五郎著『風流太平記』を読んだ
万三郎の末っ子ぶりと幕府転覆の陰謀の顛末を楽しむ。

風流太平記 内容紹介(裏表紙より)

紀州徳川家がイスパニアから武器を密輸して幕府転覆を図っているらしい――前代未聞の大陰謀を解明すべく奔走をはじめた兄たちによって花田万三郎は長崎から江戸に呼び戻される。しかし、人間への思いやりにあふれ、彼を慕う二人の女性の間で翻弄される万三郎は、事件解明第一の兄たちに叱られてばかり。独特の人間観をにじませながら、波乱万丈の剣劇を繰り広げつ長編小説。

思考のレッスン(丸谷才一)

2016/08/22 (月) | カテゴリ:本

丸谷才一著『思考のレッスン』を読んだ
目次に目を通し、必要なところを必要な分だけ。

思考のレッスン 内容紹介(裏表紙より)

思考の達人・丸谷さんが「どうすればいい考えが浮かぶか」のテクニックを伝授します。「仮説は大胆不敵に」「ひいきの学者をつくれ」「ホーム・グラウンドを持て」「文章は最後のマルまで考えて書け」……。究極の読書法、文章を書く極意、アイデアを生むコツが満載。レポートや論文を書くときに必携の名講義です。

清佑、ただいま在庄(岩井三四二)

2016/08/18 (木) | カテゴリ:本

岩井三四二著『清佑、ただいま在庄』を読んだ
人の営みがあれば物語がある。

清佑、ただいま在庄 内容紹介(裏表紙より)

室町後期、荘園の新代官として赴任することになった僧の清佑。村のものどもを愛子と思って撫育するよう老師から言われたが、村人たちは一筋縄ではいかない。食うや食わずの生活では、どんな手を使っても生きのびることが第一なのだ。寺で純粋培養され、理想に燃える代官と、代官でさえうまく利用しようとするしたたかな村人達。清佑の一方通行とも見える彼らへの思いは実を結ぶのか。第14回山中義秀文学賞受賞作。

周平独言(藤沢周平)

2016/08/14 (日) | カテゴリ:本

藤沢周平著『周平独言』を読んだ
藤沢周平の人となりが堪能できるエッセイ集。

周平独言 内容紹介(裏表紙より)

歴史に生きる人間の風貌を見据える作家の眼差し、自らの生い立ち、故郷、日常の風景にふれて人生のぬくもりを刻む。豊かな情感で時代小説に独自の境地を拓く藤沢文学の軌跡を綴る全エッセイ集。

ねがい(楳図かずお)

2016/08/10 (水) | カテゴリ:本

楳図かずお作『ねがい』を読んだ
情緒豊かな恐怖が生み出す心地よさ

レビュー

短編ホラー漫画7編を収録。

楳図ホラーの魅力は、深い満足と感動の余韻の得られることだろう。
情緒豊かな恐怖が、心を揺さ振り刺激してくる心地よさはたまらない。

この『ねがい』も楳図ホラーの魅力に溢れていて、恐怖とともに何とも言えない悲しさが漂ってくる。
物語を覆う悲しみは、普段気にすることのない心の奥深くに眠っているたぐいのものであり、各作品で描かれている子供の頃の恐れに近い恐怖によって、眠っていた悲しみが揺り起こされる。


風雲海南記(山本周五郎)

2016/08/03 (水) | カテゴリ:本

山本周五郎著『風雲海南記』を読んだ
怒濤の娯楽時代小説を堪能する。

風雲海南記 内容紹介(裏表紙より)

四国西条藩主の家系でありながら双子の弟に生まれた英三郎は、七歳で浅草の寺に預けられる。英三郎は市井の浪人として成長するが、思いがけない偶然の重なりから、知らず知らずのうちに西条藩の御家騒動に巻き込まれる。その中で英三郎は己の出自を知り、騒動を操る藤巻右京と大老・酒井雅楽頭に闘いを挑んでゆく。戦時中に刊行され、戦後長く埋もれたままになっていた幻の大作。

天保悪党伝(藤沢周平)

2016/07/27 (水) | カテゴリ:本

藤沢周平著『天保悪党伝』
悪人じゃない6人の悪党たちの躍動。

天保悪党伝 内容紹介(裏表紙より)

天保年間の江戸の町に、極めつきのワルだが、憎めぬ連中がいた。博打好きの御家人・片岡直次郎、辻斬りで財布を奪う金子市乃丞、抜け荷の常習犯・森田屋清蔵、元料理人の悪党・丑松、ゆすりの大名人として知られた河内山宗俊、そして吉原の花魁・見千歳。ひょうんなきっかけで知り合った彼らが、大胆にも挑んだ悪事とは…….世話講談「天保六花撰」に材を得た痛快無比の連作長編!

きまぐれエトセトラ(星新一)

2016/07/20 (水) | カテゴリ:本

星新一著『きまぐれエトセトラ』
魅力的なショートショートを生んだ著者の性質。

きまぐれエトセトラ 内容紹介(裏表紙より)

何かに興味を持つ、オカシイゾと思う。すると徹底的に調べつくさないと気がすまないのが著者の悪いクセ。すなわち好奇心のかたまりなのである。
ビールにホップがはいっているのはなぜかという疑問から、UFOやコレステロールの謎まで、好奇心のおもむくところ、調べつくし語りつくす、“新発見”に満ちた快エッセイ集。

ご依頼の件(星新一)

2016/07/18 (月) | カテゴリ:本

星新一著『ご依頼の件』
面白ければ万事OKな40編。

ご依頼の件 内容紹介(裏表紙より)

若いころの事件をたねに、金をゆすられているあなた! 殺してもあきたらないほど、憎らしい人がいるきみ! おもいきって、〝殺し〟はいかがですか? ご依頼の件は必ずやりとげ、絶対安全。あなたには決してご迷惑をおかけいたしません。
常識的で、ありふれた世界に安住している人々の意識を痛撃し、人間の心の奥に潜む願望をユーモアと風刺で描いたショートショート40編。

かたみ歌(朱川湊人)

2016/07/06 (水) | カテゴリ:本

朱川湊人著『かたみ歌』
不思議な出来事が心を心地よく刺激するノスタルジックホラー

かたみ歌 内容紹介(裏表紙より)

不思議なことが起きる、東京の下町アカシア商店街。殺人事件が起きたラーメン屋の様子を窺っていた若い男の正体が、古本屋の店主と話すうちに次第に明らかになる「紫陽花のころ」。古本に挟んだ栞にメッセージを託した邦子の恋が、時空を超えた結末を迎える「栞の恋」など、昭和という時代が残した“かたみ”の歌が、慎ましやかな人生を優しく包む。7つの奇蹟を描いた連作短編集。

きまぐれ遊歩道(星新一)

2016/06/30 (木) | カテゴリ:本

星新一著『きまぐれ遊歩道』
好奇心の遊歩道を散策する思考のエッセイ

きまぐれ遊歩道 内容紹介(裏表紙より)

空想は、ぽかりとは出てこない。空想を生み出すみのは、まず関心。好奇心をもって、ものを見ること――.悪魔を題材に話を作り、音楽や酒について語り、昔の東京を懐かしんだ後に、ネパール銀座に思いをはせる。
好奇心のおもむくまま奔放に広がる一話一話が、意外性に満ちた新発見をもたらす。「疑うことは美徳である」と考える著者の創作の秘密がかいま見えるカルチャーエッセイ集。

これからの出来事(星新一)

2016/06/19 (日) | カテゴリ:本

星新一著『これからの出来事』
これからの出来事を作りだすのは今の自分。

これからの出来事 内容紹介(裏表紙より)

悪夢だと思いたい。信じられないような出来事。特殊な能力をもった青年の巧妙なビジネス。絶体絶命の危機から目覚めさせてくれる救いの声。満開の桜の季節に出会った秘密好きの美しい女――想像もつかないことが現実となってしまう未来社会をあなたものぞいてみませんか?
技術と文明がもたらす21世紀社会のゆがみを見通して、痛烈な風刺で描き出したショートショート21編。

百鬼園随筆(内田百閒)

2016/06/16 (木) | カテゴリ:本

内田百閒著『百鬼園随筆』
マイペースとギャップが魅力の随筆集。

百鬼園随筆 内容紹介(裏表紙より)

漱石門下の異才・内田百閒の代表的著作の一つに数えられるこの随筆集は、昭和8年に上梓されるや大いに評判を呼び、昭和初期の随筆ブームの先駆けとなった。漱石の思い出から自らの借金話まで、軽妙洒脱、かつ飄逸な味わいを持つ独特の名文で綴られた作品群は、まさに香り高い美酒の滋味妙味たっぷり。

東南アジア四次元日記(宮田珠己)

2016/06/11 (土) | カテゴリ:本

宮田珠己著『東南アジア四次元日記』
東南アジアの奇妙を求めて漫遊した奇妙巡礼日記。

東南アジア四次元日記 内容紹介(裏表紙より)

会社を辞め、東南アジアへ旅に出た。遊園地にしか見えない教団施設、仏像の迷路、バナナを頭の上に乗せた虎の像、四階建てのビルを枕にした巨大仏など、奇々怪々なものが続々登場。しかもその道程は、おんぼろバスに乗せられたり、オカマの祭りで股間に危機が訪れたり、精霊が霊媒師に乗り移る瞬間を見たりと、ハイパーデンジャラス! 快笑旅エッセイ。

 1 2 3 4 5 6 

Brandear オークション(ブランディア公式オークション)

ブランディア オークション
洋服、バッグ、財布、腕時計、アクセサリーなどのブランド中古・古着を35万点以上出品。毎日更新する商品は全て自社の直接買取だから安心。激安価格も豊富です

ブログ内検索

最新記事

プロフィール

プロフィール画像:よそすけ

ブログランキング

  • にほんブログ村 本ブログへ
  • にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
  • にほんブログ村 グルメブログへ
  • にほんブログ村 PC家電ブログへ
  • にほんブログ村 PC家電ブログ パソコン・周辺機器へ

アクセス解析

PR
忍者ブログ [PR]