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ELPAエルパ ER-21T-N(AM/FM/短波ラジオ)
家電|2014/06/30(月)
音声がやっと入るような遠くの放送局を聞きたい場合、チューニングが合っていないのか、受信状況が悪いのか判断がつかないような状況では、針で合わせるアナログラジオより、調整が簡単です。
また糸掛け式のチューニングダイヤルなので、微調整が非常にやりやすく、時計表示、アラーム、スヌーズ、おやすみタイマー、バックライト、ホールドスイッチがついており、非常に多機能なのも特徴です。
ELPA ER-21T-Nの右側面。
チューニングダイヤルは糸掛け式で、微調整しやすい。
ホールドスイッチをセットしておけば、カバンに入れているとき、勝手に電源が入るのを防げます。
ELPA ER-21T-Nの左側面。
ストラップ掛け、ボリューム、外部電源、イヤホン端子があります。
イヤホンは両耳に入れるタイプが付属しますが、モノラル出力です。
ELPA ER-21T-Nの液晶およびボタン。
電源がオフのときは、時計を表示。FMと短波では、受信が合うと「TUNE」と表示されます。
アラーム、スヌーズ、おやすみタイマー、バックライトボタンがあり、痒いところに手が届く仕様になっています。
ELPA ER-21T-Nの裏面。
単三電池2本を使います。
裏面にはスタンドがあり、ラジオを立てて使うことが出来ます。
100円ショップのオレンジで見つけたケースは、ELPA ER-21T-Nにぴったり。
少しピッタリすぎますが、ケースからの落下を心配する必要がありません。
ELPA ER-21T-Nの仕様です。
同価格帯のパナソニックのRF-P150AやソニーICF-9に比べると、電池の持続時間は短いですが、それを補うほどの機能があり、満足しています。
受信感度は、まずまずといったところ。
比較できるラジオは、AudioCommのRAD-V355Nという手回し充電ラジオと、パナソニックの通勤薄型ラジオRF-HT7しかないので、明確な感度比較はできませんが、この2機種よりは確実に上です。
遠方の局、例えば東海ラジオ(1332MHz、AM)を木造二階建ての自宅(相模原)から夜間に受信しようとした場合、RAD-V355Nと通勤薄型ラジオRF-HT7は、なんとか聞き取れる程度の受信状態ですが、ER-21T-Nは確実に聞くことができます。
また、スピーカーの音質ですが、受信状態が悪いと、キンキンとした音が気になることがあります。
選局がピタッと決まったときは問題ないようなので、信号を増幅する際に、ノイズも一緒に増幅されているのかもしれません。
スピーカーを下にしてテーブルに伏せると落ちついた音になるので、あまり気になる場合は伏せて使った方がいいでしょう。
このラジオのレビューを見ると、バックラッシュが酷いという意見をよく見かけます。
バックラッシュとは、主に糸掛け式のチューニング方式で起こり、糸のたわみでチューニングが動いてしまうこと。
たしかに、周波数を合わせたあとにズレるようですが、私の買った商品では1~2KHz程度のズレなので、気になりませんでした。
チューニングでは、最後にちょっと動かして微調整するので、そこで糸のたわみが取れているのかもしれません。
最近購入した物の中で、買って良かった商品の一つです。